11.5.5
この重い墓石が、こんなにバラバラになるなんて、まったく凄いもんです。
我が家の墓も、古い方は土台自体が30cm位移動してしまっていて、
新しい方の墓も、石室の蓋が破壊され、内部では骨壷も倒れていました。
これでは、ご先祖さまも、さぞかし驚いたことでしょう。
都会の公園墓地みたいな場所なら問題なかったのかもしれませんが、
この辺では、見晴らしの良いちょっとした小高い丘の端などに、よく墓地が作られていて
その端の方にある墓は、倒壊率が高いようで、奥の方は、なんともないお墓もあります。
お父さんが調べて計算してみたところでは、墓石一つ、160kgぐらいじゃないか、ということで、
大きな三脚とチェーンブロックで、持ち上がるのではないか、と
こんな物▼を作ってみました。
そもそも、どうやって、ヒモを通すんだ。 下に穴掘るしかないかな? ん? ああ、ダイジョブ、ヒモは通ったよ。 お、おお~っ!動いた。 よーし、下に板を敷け。 ヒモ、すっぽ抜けないかな? |
ヨシ、イケソウだ。 三脚を移動して、こっちから引っ張ってみよう。 この場所でいいかな? いや、これじゃ浮き過ぎだ。 よ~し、せーの!! というわけで、土台の上に乗せることは無理ですが、倒れた墓石を起こして並べることに成功しました。 まあ、これで半永久的に使えそうです。 え?誰が入るの? |
続けて、他の石も起こしたり、小さいものは直したりして、我が家の墓地が、それなりに修復。
なんか遺跡みたいです。未来の人が来たら、ここで大地震があったとか、って調査するんでしょうかね。
ナムナム(-人-)