08.11.24

道具を使う動物は沢山いますが、道具を作る動物は人間だけだそうで、
納屋から見つけだした古い山芋掘り器に、新しい柄を作って取り付けました。

山芋掘り器▼

細長いスコップ状かと思っていたら、ただの鉄の板なんですねえ。
でも、細く深く掘って土を取るためには、この方が都合が良いようです。
鉄板の先についた泥を足で取り除きながら掘っていきます。

株元の周囲を片付け、少しづつ掘っていくと、山芋の首が出てきます。
上の道具で周りを突いて掘っていきます。

こんな感じ

なんだこりゃ〜！？太いぞ。
アレ？おかしい

庭木の間に出てきたヤマノイモなので、すんなりと伸びていくことができず、
枝分かれしたり、曲がったりしているようです。

やっと出てきたのは、なんと！こんな山芋！！
洗ってみると、途中で木の根っこをくわえこんで、激しく枝分かれしていました。

長さは全長40cmくらい。
細かく欠けたりしていますが、そういうのは、擦り下ろさず直接すり鉢の中で叩いて砕けば
問題ないので、食べられる量は多そう。（味はもちろんバッチリでした）

山芋掘りの実況としては、あまり良い例ではありませんでしたが、山芋掘り器の威力は分りました。